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【七夕賞 血統データ分析】リピート好走が目立つステイゴールド

  • 2021年07月08日(木) 12時00分
 11日に福島競馬場で行われる七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、中山競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のステイゴールドが続き、2回がチーフベアハートゼンノロブロイクロフネとなっている。

 ディープインパクト産駒は[2-3-1-12]。16年アルバートドック、17年ゼーヴィントが勝ち馬として名を連ねるほか、産駒初出走となった12年にはトーセンラーがハナ差2着の惜敗。また、14年ニューダイナスティが10人気2着、17年ソールインパクトが7人気3着と人気薄も台頭しており、複勝回収率は101%を記録している。今年はブラックマジックプレシャスブルーの2頭が出走予定。

 ステイゴールド産駒は[1-2-0-8]。昨年の勝ち馬クレッシェンドラヴを出しているが、同馬は一昨年にも2着となった実績があり、リピート好走で勝利をつかんでいる。なお、データ集計期間外も含めれば、アルコセニョーラも09年2着、10年2着と2年連続で好走していた。今年はクレッシェンドラヴマウントゴールドの2頭が該当する。

 ハーツクライ産駒は[1-0-0-4]。14年に産駒としても初出走となった5人気メイショウナルトが鮮やかな逃げ切り勝ちを披露。一方で、1人気の支持を集めた15年レコンダイトは見せ場なく12着と大敗を喫するなど、まだ種牡馬としての評価を定めにくいところがある。今年はスカーフェイスワーケアワンダープチュックトラストケンシンと一挙4頭が特別登録しており、改めて種牡馬としての真価を問われそうだ。

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