先週の日曜函館11R・
巴賞を
サトノエルドールで制し、JRA年間100勝目を挙げた
クリストフ・ルメール騎手(42)=栗東・フリー。7月4日での達成は、2020年の7月12日を上回る自己最速だ。G1も上半期だけで4勝をマークしており、ここまでハイペースで白星を量産している。
「今年は騎乗停止がなく、海外遠征にも行けなかった。(1月の)2週目からずっと乗れている」と名手はVラッシュの要因を分析する。このままいけば、自身の持つ年間215勝(18年)のJRA記録を塗り替える可能性も十分。「あの年はそんなにペースが速くなかった。今年はチャンスがある」と意欲をのぞかせる。
「夏の北海道はG1がないので、プレッシャーを感じず乗ることができます。ここまでいいペースだったし、
モチベーションはたくさんある。同じリズムで勝ちたい」。今週も「ビッグチャンス」と意気込む土曜11R・
マリーンSの
タイムフライヤーなどV候補がズラリ。この夏も北の大地でさらに勢いを加速させていく。(デイリースポーツ・山本裕貴)
提供:デイリースポーツ