2021年7月12、13日の2日間、北海道苫小牧のノーザンホースパークで行われる日本最大のセリ市・セレクトセール。その注目馬を紹介する。
上場番号88:
オーマイベイビーの2020(牡)
父バゴ、
母オーマイベイビー、
その父ディープインパクトという血統。誕生日は2020年3月20日、生産牧場はノーザンファーム、飼養者はノーザンファームYearling。
母オーマイベイビーは
JRAで未勝利も半兄は朝日杯フューチュリティS(JpnI・芝1600m)を逃げ切りその年の
最優秀2歳牡馬に選出された
ゴスホークケン。今年の
皐月賞(GI・芝2000m)、
日本ダービー(GI・芝2400m)で3着に好走した
ステラヴェローチェは全兄、半姉には6月6日の新馬戦で快勝した
クレイドル(
父クロフネ)がいる。
ノーザンファーム生産の
バゴ産駒は2019年産までで血統登録されたのが5頭、デビューしたのが4頭でその4頭すべて
JRAで勝利を挙げている。その中から
クロノジェネシス、
ステラヴェローチェ、
ブラックバゴとオープンクラスの馬を生産している。母数が少ないにしてもこの数字は驚異的で、ノーザンファーム生産の
バゴ産駒は堅実性だけでなく実力も備えている馬が多い。
全兄
ステラヴェローチェは2018年のセレクトセールで6480万円で落札。全弟となる本馬は今年のセレクトセールに唯一上場される
バゴ産駒でもあり、大きな期待がかかる。