2021年7月12、13日の2日間、北海道苫小牧のノーザンホースパークで行われる日本最大のセリ市・セレクトセール。
ロジャーバローズ、
ワールドプレミア、
ラヴズオンリーユーや
サトノダイヤモンドなどここまで数々の
ディープインパクト産駒が上場されてきたが今年のセレクトセールに上場される4頭(牡馬2頭、牝馬2頭)で最後となる。
■上場番号1:
ゴーマギーゴーの2020(牡)
父ディープインパクト、
母ゴーマギーゴー、
その父Ghostzapperという血統。誕生日は2020年1月25日、生産牧場はノーザンファーム、飼養者はノーザンファームYearling。
母ゴーマギーゴーは北米で8戦3勝、重賞はガルフ
ストリームパーク
オークス(米G2・ダ8.5F)、
ブラックアイド
スーザンS(米G2・ダ9F)の2勝。半姉は2020年セレクトセールにおいて4840万円(税込)で落札された
ロジマギーゴー。
■上場番号52:
ワッツダチャンセズの2020(牝)
父ディープインパクト、
母ワッツダチャンセズ、その父
Diamond Greenという血統。誕生日は2020年2月10日、生産牧場は追分ファーム、飼養者は追分ファーム リリーバレー。
母ワッツダチャンセズは海外で20戦6勝。ビヴァリーディーS(米G1・芝9.5F)を始め、ミスグリロS(米G3・芝8.5F)、ギャロレットH(米G3・芝8.5F)と重賞を3勝、BCジュヴェ
ナイルフィリーズターフ(米G1・芝8F)では2着と早い時期から活躍。
■上場番号130:
ジュエルメーカーの2020(牝)
父ディープインパクト、
母ジュエルメーカー、
その父エンパイアメーカーという血統。誕生日は2020年1月10日、生産牧場、飼養者はチャンピオンズファーム。
母ジュエルメーカーは国内で19戦4勝。12番人気と人気薄でのインディアT(1000万下・ダ1800m)を制しており、本馬は初仔となる。祖
母ステラマドレードは
ラジオNIKKEI賞(GIII・芝1800m)で3着。近親には
京都ハイジャンプ(JGII)、
万葉S(OP・芝3000m)を制した
マドリードカフェ、北國王冠など地方重賞2勝の
タートルベイなどがいる。
■上場番号248:
スイープトウショウの2020(牡)
父ディープインパクト、
母スイープトウショウ、
その父エンドスウィープという血統。誕生日は2020年2月27日、生産牧場はノーザンファーム、飼養者はノーザンファームYearling。
母スイープトウショウは
JRAで24戦8勝。牡馬相手に勝利した
宝塚記念(GI・芝2200m)などGI・3勝を挙げた女傑。全兄はここまで2頭。
レガッタは2013年セレクトセールで1億500万円(税込)で落札、
スイーズドリームスは2020年6月7日の
ストークSを制しオープンクラス入りを果たした。半姉
クリーンスイープは7月11日の福島7Rで圧倒的人気に応え2勝目を上げ母譲りの末脚を見せている。近年の
スイープトウショウ産駒の成績が上がってきている所に満を持しての
ディープインパクト産駒。
昨年は
シーヴの2019が1歳セリ史上最高額となる5億6100万円(税込)で落札された。セレクトセールでの歴代最高落札額は
トゥザヴィクトリーの2006が6億3000万円(税込)。この4頭の中からこれらの記録を超える馬が登場するか…。落札者、落札額含めて明日のセレクトセールではしっかりと見ておきたい。
※netkeiba.comでは今年もセレクトセールの模様をリアルタイムでLIVE放送いたします!