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【函館記念展望】荒れる名物レース、好走の条件とは

  • 2021年07月14日(水) 06時00分
 函館開催を盛り上げる名物レース。用いられる函館芝2000mは洋芝の小回りであることに加えて、道中の起伏が激しいという特殊さを持ち、他場での好走歴があまり当てにならないコースだ。過去10年で1番人気が3着以内に入ったのは1回だけで、毎年のように波乱の決着が繰り返されている。

1.距離短縮馬がやや優勢

 スタミナが要求されるレースであるため、距離短縮組の成績が若干良い。過去10年で、距離短縮馬は複勝率22.2%なのに対し、前走も2000mだった馬は複勝率20.0%、距離延長組は複勝率17.4%。

2.前走GII・GIII組が中心

 過去10年で、前走がGIIかGIIIだったという馬が8勝しており、複勝率は25.0%。対して、前走がオープン・リステッド入りだった馬は連対が2頭のみで複勝率は14.1%にとどまる。

3.ステイヤー血統中心でミスプロ系不振

 ハーツクライシンボリクリスエスメイショウサムソンステイゴールドジャングルポケットなど、近年の勝ち馬の父は、自身が長距離GIを勝っていたり、父として長距離路線で活躍する産駒を出しているステイヤー血統が多い。なお、父がミスタープロスペクター系の馬は過去10年で[0-1-3-21]と不振。

 ディアマンミノルはこれまでタフな条件で持続力を活かして好走してきているので、32秒台の上がりが要求された前走の目黒記念で大敗は致し方なし。14着という結果は参考外で良いだろう。函館は初となるが、スタミナ豊富なオルフェーヴル産駒なので合う可能性は高いと見る。変わり身を期待。

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