14日夜は
大井競馬場で
ジャパンダートダービーが行われます。
中でも注目しているのは
スマッシャー。
ユニコーンSを快勝し、このJDDに焦点を定めました。
「決め手があるのがいいですね。折り合いもつくので2000mという距離はこなせると思います」と吉岡師。
未勝利勝ちから1勝クラス、
端午S、そして
ユニコーンSとすべてメンバー中、上がり最速を決めていて、この脚が使えるようになりました。このあたりから調教に前向きさが出てきたようですが、急上昇してからの安定ぶりには目を見張るものがあります。
気になるのは前走の
ユニコーンSで1分34秒4というレコードタイムを記録したことによる反動ですが、「前走の疲れはありましたが、調子落ちはなさそうです」(田嶋助手)ということ。中間の調整もこれまでの坂路中心にCWで追い切る調教パターンを崩すことなく進めていますし、レース後の立ち上がりも
ユニコーンSでの疲れを加味して行っています。休み明け3戦目ですが、体調に問題はないと思います。
大井の10ハロンといえば、差しもバッチリ決まるコース。
スマッシャーの着実な末脚がカクテル光線の中で決まる姿が見たいです。期待しています!
(取材・文:花岡貴子)