今日21日のメイン12Rは「日高銀聖特別/B4〜C1-1組・1200m」。まずはレース名についてですが、銀聖とは日高沖で漁獲される秋鮭の中でも、厳しい認証基準(原魚は日高沖産で他の管内産は認めない、一尾の重量が3.5キロ以上、等々) をクリアしたものを指し、銀色に輝く魚体から「銀毛」と呼ばれ脂乗りがよく、身が柔らかいとの定評がある、と道日高振興局公式サイトで紹介されています。
その日高銀聖特別、圧倒的な注目を集めそうなのが転入6連勝に挑む
トウカイラルゴです。
JRA4戦未勝利で今春、
櫻井拓章きゅう舎に転入すると全て1200mでいずれも他馬を圧倒の5連勝。前走は今回と同条件への格上げ戦でしたが、時計の出る馬場状態も味方につけてクラス上位の実力馬
マナモクプニを全く問題にせず快勝。走破タイム1分12秒3(不良) は優秀で、今後も連勝を伸ばしながら駆け足でA級への出世も狙えそうな逸材です。
トウカイラルゴにとっては「勝って同条件」の一戦。そのメンバー構成は、
トウカイラルゴではなく
マナモクプニが出走したとしても勝てそうに感じられる顔ぶれだけに、今回も余裕の走りで連勝を「6」に伸ばし、賞金加算で一気にB2級への出世を果たす可能性は十分でしょう。
強敵になりそうなのはまず、前走も4連勝中だった
ラストトレビアンの進撃を封じ逃げ切った
コクサイルビーでしょうか。ただ同馬は、直線に向く前に並ばれてしまうと末脚が鈍る傾向のある感じだけに、リードを保って直線に向けるかどうかがポイントとなりそう。他では、末脚上位の
クリュサネルや
ファイトフラッシュ、
ジュエリーアイス、
ペンタスらの走りに注目したいところです。
また今夜は、船橋11Rで行われるスーパース
プリントシリーズ(SSS) 2021
ファイナル「第11回
習志野きらっとスプリントSI/1000m」に、
グランシャリオ門別ス
プリントH2「連覇」を成し遂げた
アザワクが遠征で挑みます。昨年は発馬でつまづく大きな不利がありながら4着と健闘した舞台。オーナーサイドは「今年の方が良い状態で臨めそう」と
ジャッジしており、昨年を上回る走りを見せられるか注目です。応援よろしくお願いします!
(文:ひだか応援隊)