◎25日(日)新潟競馬場で行われる第21回アイビスサマーダッシュ(GIII)に出走を予定しているタマモメイトウ(牡5、藤岡健)について、追い切り後の藤岡健一調教師のコメントは以下の通り。

・(前走の韋駄天Sは)直線で少し詰まってどうかと思うところはありましたが、(最後)凄い脚を使ってくれましたから驚きました。元々終いの脚は使える馬ですが1000mであんな脚を使えるとは思っていませんでした。

・(中間は)一度放牧には出しました。いい状態で戻ってきて予定通り先週(の追い切り)も速い時計を出しました。結構(しっかりと)やるつもりでした。いつも(前半の)行きっぷりが良い馬で上がりの時計はかかってしまいますが、それでもラスト12秒台を出しています。落ち着きも出て状態的にも上がっていることを感じます。

・(今週の追い切りは)暑い時期でもあるので、全体の時計は速くなりすぎないようにして上がりを速くしたいという意図がありました。最後も12秒台前半で来ていますので思った通りの調教ができました。上がってきた馬の息づかいも良く、問題ありません。

・(改めて新潟コースは)相性は良さそうです。

・(開幕週です)この時期新潟は時計が速くなります。特に1000mですし外ラチ沿いは速いと思うので末脚を活かせない展開になるのは辛いですね。ハマれば前走のような脚を使えます。

・ここまでいい競馬をしてくれているので是非1000mで花を開かせて重賞勝ち馬にしてあげたいですね。

取材：檜川彰人

ラジオNIKKEI