「アイビスSD・G3」(25日、新潟)
3歳馬
モントライゼは21日、栗東坂路で順調ぶりをアピール。初となる直線競馬への対策もバッチリだ。
準備は整った。葵S5着からの巻き返しを期す
モントライゼは、角馬場で体をほぐした後に栗東坂路へ。馬場の荒れた時間帯に単走で追われ、しまい重点に4F52秒0-37秒9-12秒3を計時した。
手綱をしごかれながらも、鞍上はノーステッキ。力強い動きに、松永幹師は「あの時間に追って、あの時計なら上出来。動きは相変わらずいいし、順調ですね」と、期待通りの走りに納得の表情だ。
前走の葵Sは向正面で挟まれた上、直線も進路を失う場面。しかも、別定戦で57キロを背負っていたことを思えば、内容は決して悪くなかった。そもそもが京王杯2歳Sを制しているG2ウイナー。スムーズな競馬ができれば、巻き返しも十分可能だろう。
今回はスピードに磨きを掛けるべく、直前は2週続けて坂路追いを選択。千直への対策を施してきた。「走ってみないことには分かりませんが、いいキャリアになれば。斤量は有利。上手に走ってくれれば」と指揮官。手が合う川田との再タッグで、今度こそ快速ぶりを発揮する。
提供:デイリースポーツ