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【クイーンS】マジックキャッスル 重賞V2へ終始楽な手応えで併入 初舞台も不安なし

デイリースポーツ
  • 2021年07月29日(木) 06時00分
 「クイーンS・G3」(8月1日、函館)

 28日、国枝厩舎の2頭が函館Wで競演した。先行併入のマジックキャッスルは態勢整った感。愛知杯に続く重賞2勝目に向けて順調そのものだ。ジェンティルドンナの全妹ドナアトラエンテは、今回からチークピーシーズを着用。その効果もあってか、迫力のある走りを披露した。

 真価を見せつける。実績上位のマジックキャッスルは、函館Wで同じレースで戦うドナアトラエンテを相手に5Fで2馬身先行し、直線で馬体を合わせて併入。終始、楽な手応えで立ち回り、5F68秒7-39秒4-12秒5を記録した。

 騎乗した鈴木助手は「動きは良かったし、調子はいいです」と評価する。この中間は美浦で十分に乗り込んでから函館入り。ここまでしっかり仕上げてきた。「フレッシュ感はありますし、今回は特に落ち着きがある。ヴィクトリアM(3着)の時よりも馬が大人になっています」と伸び盛りの4歳馬に納得の表情だ。

 鍵は初めての函館コースだろう。京都内回りの秋華賞で2着の実績はあるものの、これまで広いコースで活躍してきただけに、小回りの舞台は気になるところだ。しかし、同助手は「函館に入ってから、コースで器用に走れていますから」と涼しい顔。調教では芝よりもコーナーがタイトなWでスムーズな走りを披露しており、不安材料とは捉えていない。

 「これまで戦ってきた相手を考えると、負けられないですね」。3歳時は牝馬3冠戦で皆勤、前走のヴィクトリアMは2着と差のない銅メダル。牝馬の王道路線を歩んできた実力馬が、北の大地で自身2つ目の重賞タイトルをつかみ取る。

提供:デイリースポーツ

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