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【船橋・千葉日報賞】混戦絶つかジョーグランツ/レースの見どころ

  • 2021年08月10日(火) 17時00分
 8/11(水)に船橋競馬場で行われる準重賞・千葉日報賞。前走オープン特別2着のジョーグランツや昨年のクラウンカップに出走したスマイルウィなど13頭が参戦するが、主役不在の混戦ムードとなった。主な出走馬は以下の通り。

■8/11(水)千葉日報賞(3歳上・A2下・船橋ダ1700m)

 ジョーグランツ(牡6、浦和・小久保智厩舎)は、森泰斗騎手に手が替わった昨年12月のB1下で半馬身差2着とすると、その後JRAとの条件交流戦、B1下と地元浦和で2連勝。前走川崎でのオープン特別では、3コーナー先頭からしぶとい面を見せ2着と好走してみせた。今回は昨年3月以来の船橋戦となるが、コース替わりは不問のタイプで、乗替わりも通算8勝のうち6勝を挙げている橋本直哉騎手なら不安は少ない。この組み合わせなら勝機は十分といえる。

 スマイルウィ(牡4、船橋・張田京厩舎)は、2歳のデビュー戦を圧勝で飾り、3歳時には川崎・クラウンカップに挑戦した素質馬。格付け後は大敗もあったが、今年4月のB1下で勝利を飾ると、矢野貴之騎手に手が替わった最近3戦ではいずれも3着以内と好成績。競走除外明けとなった前走は3着だったが、上がりはレース最速タイと決め脚があるところを見せている。競走除外明けを一度使った上積みが見込める今回は勝ち負けが期待できそうだ。

 リュウノセンター(牡7、船橋・齊藤敏厩舎)は、昨年5月の準重賞・ダイナミックチャレンジを含め6連勝を飾った実力馬。最近5走は3、3、3、4、4着と勝ち切れない面があるが、大崩れしていない点は強調材料。勝ち負けには展開の助けが必要だが、この条件なら上位争いが十分だ。

 そのほか、約3カ月の休み明けでも、マイペースの逃げが叶えばワグナーコーヴ(セン6、船橋・岡林光浩厩舎)、大外枠も、すんなり先行できればカレンガリアード(牡6、船橋・岡林光浩厩舎)、今年2月に今回と同じ船橋1700mのA2下で2着の実績があるゴーマイウェイ(牡5、船橋・佐々木功厩舎)にもチャンスがありそうだ。

 発走は20時10分。

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