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【シャーガーC】女性騎手チームVに貢献のM.ミシェル騎手「仲間の女性騎手たちと感情を共にし、素晴らしい仕事ができた」

  • 2021年08月09日(月) 20時20分
 現地時間7日、イギリスのアスコット競馬場で行われた騎手招待競走『シャーガーカップ』は、シリーズ6レース中5レースに騎乗して2レースで優勝したイギリスのニコラ・カリー騎手(47ポイント)とフランスから参戦したM.ミシェル騎手(15ポイント)の活躍により、女性騎手チームが69ポイントで優勝した。

 2戦目のシャーガーカップ・ステイヤーズ(4歳上・ハンデキャップ・芝3200m・1着賞金20656ポンド・10頭)では、N.カリー騎手騎乗の5番人気ジャストヒューバート(セ5、英・W.ミューア&C.グラシック厩舎)が逃げ切って優勝し、M.ミシェル騎手騎乗の4番人気コールマイグラフ(セ4、英・D.デーヴィス厩舎)は道中4番手を追走し、直線では勝ち馬との一騎討ちとなったがわずかに及ばず短頭差の2着だった。勝ちタイムは3分36秒78(稍重)。

 ミシェル騎手は上記の他4レースに騎乗し、シャーガーカップ・クラシック(3歳・ハンデキャップ・芝2400m・1着賞金20656ポンド・8頭)では2番人気タイのコンタクト(牡3、英D.バロン厩舎)でも入着を果たしている(4着)。

【ミシェル騎手のコメント】
「今回シャーガーカップに初めて参加できたことは、本当に素晴らしい体験でした。仲間の女性騎手たちと感情を共にし、素晴らしい仕事ができたと思っています。最高の結果を得るために、このシリーズを通して私たちはお互いに励まし合いました。

 2戦目のステイヤーズでは私は2着でしたが、思い通りのレースができました。馬も全力で走ってくれましたし、戦いとしてもフェアで、後悔はなかったです。それより、勝ったニコラ(カリー騎手)を祝福する気持ちの方が強かったです。皆さんも口々に素晴らしいレースだったと言ってくれました。女性騎手チームが優勝したこの日を象徴するレースだったと。
 
 アスコット競馬場は伝統的な素敵な雰囲気があり、適度にソフトな馬場も完璧だと思いました。ここで騎乗するのは夢でしたし、それがかなって本当に幸せでした。

 レース後はすぐにフランスに戻り、次の日(8日)はドーヴィルで騎乗で、今日も明日も競馬がありますが、疲れなど全く感じません。素晴らしい女性騎手たちと一緒に戦って優勝し、素晴らしい体験をしてきたことを誇りに思います。本当に、あの日の最初に戻って、もう一度体験したいくらいです(笑)。

 アスコット競馬場でお世話になった女性騎手チーム、調教師、オーナーの皆さまに、心から感謝したいと思います。本当に素晴らしいイベントに参加させて頂きました。またnetkeibaのファンの皆さま、シャーガーCの前のインスタライブでたくさん応援してくださりありがとうございました」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba.com)

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