15日に新潟競馬場で行われる
関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる7回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で3回の
アグネスタキオン、
キングカメハメハ、
ステイゴールド、
ハーツクライが続き、2回が
スニッツェルとなっている。
ディープインパクト産駒は[4-2-1-18]。12年
ドナウブルーのレコード勝ちに始まり、18年は
プリモシーン、
ワントゥワン、
エイシンティンクルと1〜3着を独占。また、19年
ミッキーグローリー、20年
サトノアーサーも勝利し、目下3連覇中の勢いもある。今年は
サトノアーサー、
ベストアクターの2頭が出走予定。
また、今年は
ディープインパクトの後継種牡馬となる
キズナの産駒が初出走を迎える。同産駒の下級条件を含めたコース成績は[4-3-1-32]。牡馬[0-0-0-8]、牝馬[4-3-1-24]と牝馬の活躍が目立ち、先週も
ヘネラルカレーラ、
フラーズダルムと2頭が勝利していた。同産駒には
クリスティ、
ソングラインの2頭が該当する。
ハーツクライ産駒は[0-2-1-4]。3着以内に好走した3頭は、13年2着
ジャスタウェイ、15年2着
マジェスティハーツ、16年3着
マジックタイム。いずれも上がり3F最速となる末脚を駆使するものの、勝ちあぐねる結果となっていた。今年は
シャドウディーヴァ、
マイスタイルの2頭が出走予定。
ロードカナロア産駒は[0-1-0-3]。昨年は逃げの手に出た
トロワゼトワルが8人気2着と大駆け。なお、19年
ケイデンスコールは2人気14着、20年
グルーヴィットは3人気7着と上位人気を裏切っているだけに、牡馬[0-0-0-3]、牝馬[0-1-0-0]と性別による成績の差異も気になるところ。今年は
グランデマーレ、
ブランノワールの2頭が該当する。