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【小倉記念 血統データ分析】昨年は格上挑戦のロードカナロア産駒が10人気で勝利

  • 2021年08月12日(木) 12時50分
 15日に小倉競馬場で行われる小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる8回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のハーツクライステイゴールドハービンジャーが続く。

 ディープインパクト産駒は[2-4-2-18]。好走馬の内訳をみると、1〜5人気[1-1-0-13]、6人気以下[1-3-2-5]となり、上位人気馬が過信できない一方で、6人気以下は半数以上が3着以内に好走している。なお、昨年も1人気のランブリングアレーが6着、2人気のサトノルークスが11着、対して6人気のサトノガーネットは2着となっていた。今年はスーパーフェザーファルコニアの2頭が特別登録。

 ロードカナロア産駒は[1-0-0-0]。産駒初出走となった昨年は格上挑戦となったアールスターが10人気で勝利。なお、父系をキングカメハメハ系として捉えれば、一昨年のメールドグラース(父ルーラーシップ)に続く勝利となった。今年は連覇を目論むアールスターが2年連続での参戦となる。

 初出走となるジャスタウェイ産駒はヴェロックスが上位人気と目される。下級条件を含めたコース成績は[2-3-3-33]となり、牡馬[2-3-3-16]、牝馬[0-0-0-17]と性差も見受けられる。なお、父系祖父ハーツクライの産駒は13年メイショウナルトがレコード勝ちした実績を持つ。

 ハービンジャー産駒は[0-3-0-6]。15年2着、16年2着とベルーフがリピート好走するほか、17年サンマルティンは勝ち馬からハナ差2着の惜敗。勝ち馬こそ出せていないものの、2頭以上好走馬を出した数少ない種牡馬として注意が必要だ。今年はハッピーアワーが特別登録。

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