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北九州記念・G3」(22日、小倉)
モズスーパーフレアが18日、栗東坂路でパワフルな動きを披露。活気にあふれ、仕上がりは万全だ。
スプリンターズS(10月3日・中山)へ向けて、始動戦で弾みをつける。
雨でぬかるんだ馬場も問題ない。
モズスーパーフレアは栗東坂路でパワフルな動き。無理することなく、4F51秒8-37秒0-12秒2と活気十分に駆け上がった。
松若は「追えば時計は出る馬ですが、2週連続で負荷をかけてあるので馬なりでサラッと追いました。いい感じでしたし、いい雰囲気でしたよ。すごくいい状態です」と大絶賛。見届けた音無師も「馬場が悪くてそれなりの時計だったけど、51秒台だからね。それに体は間違いなくいい」と仕上がりに自信を見せていた。
19年、20年同様にここを
ステップに
スプリンターズSに向かう予定。目標は次とはいえ、本番へ向けて弾みをつけたい。牝馬で56・5キロの酷量を背負うが、鞍上は「G1を勝っているわけですからね。ハンデは仕方ないと思っています。でも、重い斤量を苦にする馬ではないし、ここもスピードを生かすレースをするだけ」と意気込みをのぞかせていた。
今回で3年連続の参戦。過去2戦は4、2着に終わっているだけに、21年こそ持ち味の先行力を生かして、ゴールまで先頭を守り切る。
提供:デイリースポーツ