29日に札幌競馬場で行われる
キーンランドカップ(3歳上・GIII・芝1200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、函館競馬場で代替開催された2013年はデータの集計対象外とした。
札幌での過去10回、馬番別では最多となる3回で7番、11番、12番、14番。馬券絡みが無いのは1番。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-0-17/17 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 1-0-2-14/17 複勝率17.6% 複勝回収率98%
3枠 0-2-0-17/19 複勝率10.5% 複勝回収率31%
4枠 2-3-0-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率42%
5枠 1-1-2-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率53%
6枠 2-1-1-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率58%
7枠 3-1-3-13/20 複勝率35.0% 複勝回収率97%
8枠 1-2-2-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率85%
1〜3枠 1-2-2-48/53 複勝率9.4% 複勝回収率42%
(うち1〜5人気) 1-1-0-11/13 複勝率15.4% 複勝回収率22%
勝ち馬10頭中9頭は4枠から外。1〜3枠は53頭出走し複勝率9.4%で、5番人気以内の支持を集めた馬が11頭いながら馬券圏内は2頭しかいない。1枠に至っては馬券圏内ゼロと目も当てられない成績で、昨年も1枠1番の
ダイアトニックが1番人気で15着に敗れている。
1〜3枠から馬券絡みした5頭のうち4頭は、勝ち時計が1分8秒台よりも速かった年のもので、1.10.6と時計を要した昨年は14→12→15と外枠が上位を独占した。洋芝の開催後半に行われるレースなので、降雨などで時計が要すると、一気に外枠優勢に振れることも。週末の気候、馬場状態をしっかりチェックしたい。