今年の新馬戦は6月5日からスタート。2021年のメイクデビューを飾った第一号は加用厩舎の
クラウンドマジックでした。外からしっかり伸びて直線だけの競馬での勝利。上がりの脚もしっかりしていて「これは!」と思わせる動きでしたね。
あれから2か月半が経ち、
クラウンドマジックが勝ったのはだいぶ前のことになってしまいましたが。陣営は早くからこの
新潟2歳Sに照準を定めてきました。
「そうですね。新馬戦を勝ったあとは放牧に出して、早くからここを目標に調整してきました。順調にきていますよ」と蓮見助手。
デビュー戦はゲートが今ひとつでしたが、この中間はゲートの練習もしており「特に問題はない」とのことです。
祖母は
オークス2着の
ゴールデンジャック。
桜花賞と
オークスの
トライアル重賞を勝っている実績とともに豪快な末脚が魅力でした。まだ一戦しか走っていませんが、祖母を彷彿させる脚をみせてくれるかもですね。
クラウンドマジックの新潟の広い直線での豪快な走りを期待しています!
(取材・文:花岡貴子)