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【セントウルS】レシステンシア“意地”見せる 松下師「何のトラブルもなく来れた」

デイリースポーツ
  • 2021年09月07日(火) 12時25分
 「セントウルS・G2」(12日、中京)

 注目の秋初戦。19年阪神JF以来、2つ目のG1タイトルを目指してレシステンシアがいよいよ始動する。

 前走のヴィクトリアMは、勝ちにこだわる強気の競馬。グランアレグリアの鬼脚に屈して6着に敗れたが、松下師は「勝つにはあの戦法しかありませんからね。勝ち馬は別格でしたが、2〜5着馬は逆転できるはずです」と敗戦にも胸を張る。仕切り直しの今回は、巻き返しに力が入る。

 20年同様、夏場は北海道で英気を養った。ただし、21年は中身が違う。「去年は骨折での休養。リフレッシュ放牧とでは過ごし方が違いますからね」と指揮官。理想的な形で、8月6日に栗東トレセンへ帰厩した。

 1週前は栗東坂路で4F51秒7-12秒0(強め)。終始、落ち着いた走りで軽快に登坂。ゴール前も力強い伸びを見せた。「攻め駆けするタイプですが、しっかり動けていました。何のトラブルもなく来られたのが何より」。迫力満点の動きでトレーナーを納得させた。

 今夏は3歳勢が大活躍。スプリント戦線でもヨカヨカレイハリアが古馬にひと泡吹かせた。ただ、年長G1馬として黙ってはいられない。「阪急杯も休み明けでしっかり走った。3歳馬が頑張っているけど、意地を見せないとね」。“格”の違いを見せつけ、G1へ向けて好発進といく。

提供:デイリースポーツ

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