JRAは14日、11日の
中山牝馬S(GIII)を制した
マイネサマンサ(牝7、栗東・中村均厩舎)が、15日付で競走馬登録を抹消することを発表した。今後は北海道新ひだか町のビッグレッドファームで繁殖入りする予定。
マイネサマンサは、
父ディアブロ、母は
アオエトウショウ(
その父トウショウボーイ)という血統。伯父に84年
菊花賞(GI)2着の
ゴールドウェイがいる。
03年3月のデビュー戦から
忘れな草賞(OP)まで3連勝を飾り、
オークス(GI)は故障のために回避したが、その後は05年
マーメイドS(GIII)、
府中牝馬S(GIII)、
阪神牝馬S(GII)で2着に好走するなど牝馬重賞戦線で活躍。昨年の
京都牝馬S(GIII)で悲願の重賞制覇を果たした。その後は不振が続いており、1年1か月ぶりとなる復活の勝利を挙げた前走の
中山牝馬Sが引退レースとなった。通算成績28戦7勝(うち地方1戦0勝、重賞2勝)。