オークスでは16番人気だった
ハギノピリナ。未勝利、
矢車賞を勝って2勝馬だったとはいえ、すごく状態も良かった。東京への初輸送など課題もあっただけになかなか手を伸ばしにくかったですが、終わってみれば納得でした。
オークスは決してフロックではないことを証明するためにも、この
紫苑Sでは初の重賞タイトルを獲得したいところでしょう。
「春から比べると背も伸びました」と高野師。
春は未勝利を勝ち上がるまで3戦を要しましたが「レースを使いながらどんどん良くなっていった」のだとか。使ってよくなるタイプなら、今回のような休み明け初戦というのは少し気になりますね。
「確かに休み明けというのは初めてなので手探りな面はあります。でも、順調にきていますよ」
紫苑Sで3着以内に入ると
秋華賞への優先出走権が得られます。ここで
秋華賞への切符を確保しておきたいところでしょう。期待しています。
(取材・文:花岡貴子)