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【神戸新聞杯予想】近年ほぼ人気が結果に繋がっている菊花賞へのトライアルレース

  • 2021年09月26日(日) 06時35分
 上位3着までに菊花賞への優先出走権が与えられるトライアルレース。昨年に引き続き阪神競馬場の2400mから中京競馬場芝2200mへと舞台は変わるが、3歳馬限定の馬齢重量戦だけに紛れは少なく、過去10年で1-3番人気馬が10勝2着6回3着5回。1番人気馬に限っても8勝2着1回。スタートで躓いて自分の競馬ができなかったエポカドーロ以外は、ほぼ人気に応えている。

 ◎シャフリヤール日本ダービー馬。半マイル48.0秒、1000m通過60.3秒というスローペースを中団の馬群の中で折り合い、最後は先に抜け出したエフフォーリアのインに潜り込むようにハナ差で勝利をもぎ取った。キャリア4戦目でのダービー制覇となり、勝ちタイムは2019年にロジャーバローズが記録した2分22秒6を0.1秒更新するダービーレコードとなった。舞台となる中京競馬場芝2200mコースはスタート直後とゴール前の2度にわたって坂が待ち受ける難コース。スローペースからの瞬発力争いになることが多く、そういう意味ではダービーと似た流れになる可能性が高い。

 〇ステラヴェローチェサウジアラビアRC優勝馬。朝日杯フューチュリティS2着馬で、日本ダービー皐月賞ともに3着。世代屈指の実力馬であることは間違いない。やや力むところはあるものの、どんなポジションからでも競馬ができるのが強み。ダービーでも位置取りの差こそあれ、出走メンバー最速タイの上がりタイムを繰り出している。

 ▲キングストンボーイベゴニア賞の優勝馬で、青葉賞はハナ差2着。青葉賞は開幕2週目の馬場コンディションだったとはいえ、半マイル48.0秒、1000m通過60.5秒とダービーとほぼ同じような流れの中、序盤は後方待機。少しずつポジションを上げて前を追うような展開になったが、外に持ち出すことができずに空いたインをついた分、気持ち早仕掛けを余儀なくされたか。それでも最後まで抵抗し続けた内容は評価できる。共同通信杯では3着シャフリヤールと同タイム4着。侮れない1頭だ。

 少頭数競馬だけにあまり手は広げられないが、青葉賞キングストンボーイをとらえた△ワンダフルタウンのレースぶりには注目したい。

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