週末は
カレンダーも10月に入り、待望の秋GIシリーズが幕を開けます。まずは中山芝1200mの電撃戦、
スプリンターズSからスタート!ここでは、オリジナルの
ビッグデータを活用した
AI競馬予想が弾き出した、激走注目馬を紹介します。
おそらく今年もフルゲート16頭になりそう。昨年1着馬
グランアレグリア(牝5・美浦・藤沢和厩舎)は、次走天皇賞秋を予定しているために不在…。一方、昨年
スプリンターズS2着&今年の
高松宮記念1着のス
プリント王
ダノンスマッシュ(牡6・栗東・安田隆厩舎)が春秋ス
プリントGI制覇を目指して参戦をしてきました。
その
ダノンスマッシュに今年の
高松宮記念でクビ差2着だった
レシステンシア(牝4・栗東・松下厩舎)も出走。そこに3歳ながら前走
セントウルS(GII・中京芝1200m)で
レシステンシアの2着好走している
ピクシーナイト(牡3・栗東・音無厩舎)も加わる3つ巴の様相です。そんな豪華上位陣だけではなく、一発の期待できる伏兵も多く揃う今回。まさに瞬きする間もない一戦が繰り広げられます。
【3着以内馬30頭のうち12頭は単勝7番人気以下】
まだ枠順や当日の馬場状態予測などが反映されていない上での予想となりますが、今回AIが導き出した激走注目馬は、なんと
クリノガウディー(牡5・栗東・藤沢則厩舎)となりました!
同馬はここまで24戦3勝[3-2-2-17]。近走では、前走
セントウルS(GII・中京・芝1200m)3着をはじめ、同じく中京の鞍馬S(OP・芝1200m)と安土城S(L・芝1400m)を連勝していますが、それまでの勝利レースは、2歳時の新馬戦(京都・芝1800m)の1勝のみという成績でした。それでも
朝日杯FS(GI・阪神・芝1600m)では
アドマイヤマーズの2着。3歳時の
中京記念(GIII・中京・芝1600m)でも2着と重賞でのここ一番の強さは見せていました。その後はなかなか馬券圏内になることも少なかったですが、今年鞍上岩田康騎手になってからは成績が安定してきた感じです。
芝1200〜1400mでの短距離戦を先行して押し切るという競馬が板についてきたように思えます。実際、昨年は
セントウルSで7着という成績から、
スプリンターズS参戦で9番人気5着という成績でした。外枠からの控えての追走でしたが、じわじわと伸びていました。もう少し前から競馬ができていたら…と思わせるレースはできていたといえます。
今回、手の合う岩田康騎手でレースに臨めそうなのは好材料。前走
セントウルS3着の上位というのは1着
レシステンシアと2着
ピクシーナイトだったわけで、今走でその差をどれだけ詰められるかの一戦となりそうです。
過去10年の単勝人気順成績としても、3着以内馬30頭のうち12頭は単勝7番人気以下で、レース傾向としても現在の勢いならば上位陣を食うような活躍もできるとAIは判断したのでしょう。
ここからさらに、出走メンバーと鞍上、馬場状態、枠順、調教などの追加材料確定後の最終決定となりますが、それはまた週末に…。秋競馬の検討材料にAI
ジャッジを加えてみるのはいかがでしょうか。