28日に
盛岡競馬場で行われた第23回
OROカップ(3歳上・重賞・芝1700m・1着賞金1000万円)は、
山崎誠士騎手騎乗の
ロードクエスト(牡8、大井・
渡辺和雄厩舎)が1番人気に応えて優勝。
せきれい賞に続いて、岩手競馬の芝重賞を連勝した。勝ちタイムは1分45秒3(良)。
(
山崎誠士騎手のコメント)
「前半は馬のリズムを大事に乗りました。本来はもう少し短い方がいいタイプですので、バテないよう折り合いを重視しました。どんな競馬でもできますから、勝負どころで外を回るか内を回るかは一瞬の判断。直線は芝が荒れていたのでノメっていましたが、後ろから馬がきたらまた伸びてくれました。
南関東へ移籍した時から騎乗させてもらいましたが、中央実績のとおりダートから芝に替わると一変の走り。これからもまだまだやってくれると思います」
(
渡辺和雄調教師のコメント)
「前回(
せきれい賞)は不安だらけの遠征でしたが、今回は状態が良くなっていましたし、心臓もできた。距離も1700mと条件が好転。自信を持って送り出すことができました。
ジョッキーがうまく乗ってくれましたが、あらためて芝の馬だなと思いました。今後、地元のダートを使うか、
JRAの芝に挑戦するか。オーナーとじっくり相談して決めたいと思っています」
(岩手県競馬組合のリリースより)