「
スプリンターズS・G1」(10月3日、中山)
3歳馬
ピクシーナイトは29日、下克上へ好ムードを漂わせている。
07年
アストンマーチャン以来、14年ぶりの3歳馬Vを目指す
ピクシーナイトは栗東坂路へ。併せた
アメリカズカップ(7歳オープン)をあっさりかわし去ると、最後は2馬身半先着を決めた。
4F52秒1-38秒1-12秒5。この馬にとっては控えめなタイムだったが、全て予定通りだ。音無師は「最後だけサッと。やれば(時計は)出る馬だけど、中2週でやると反動が来るから」と意図を説明。「これで十分。全然問題ない。前走後、ノーザンファームしがらき(滋賀県)に5日間だけ放牧に出したけど、そのリフレッシュ効果があったね」と万全を強調した。
デビューから手綱を取り続ける福永に、早期から「ゆくゆくはス
プリントG1を獲る」と将来性を高く評価されてきた快速馬。古馬を一蹴して、その期待に応えてみせる。
提供:デイリースポーツ