今週末は待望の2021年の秋GIシリーズ開幕となる
スプリンターズS(中山芝1200m)です。
金曜日の大型台風16号通過で、日曜日のレース時間まで馬場がどう回復するかは心配されますが、土日が晴れ予報ということもあり、例年通りのスピード勝負は期待できるはずです。
昨年は1番人気の
グランアレグリアが最後方からの末脚一閃。ゴール前は先行して伸びる
ダノンスマッシュを捕らえ、最後は2馬身差をつけるという次元の違うレースを見せてくれました。今年の
グランアレグリアは
天皇賞・秋へ照準を合わせて不在。昨年2着だった
ダノンスマッシュは近2年で届かなかった栄冠を目指して出走してきます。
今年のメンバーを上位人気になりそうなところから紹介していきましょう。
まずは
ルメール騎手鞍上の
レシステンシア。3歳時にはマイル戦線を中心に使っていましたが、今年は前半戦のス
プリントGI・
高松宮記念(中京芝1200m)に挑み、
ダノンスマッシュの2着に。持ち前のスピード能力は芝1200m戦のトップクラスでもあったという証明をしました。前走でも鞍上
ルメール騎手で
セントウルS1着と過程も順調。いよいよ2つ目のGIタイトルに王手をかけているという状況です。
そして
ダノンスマッシュ。この
スプリンターズSでは一昨年から3着&昨年2着と惜しい競馬は続いていますが、昨年末はGI・
香港スプリント1着、今年は
高松宮記念1着という堂々の成績を持っています。春以来のローテで間は空きましたが、春秋ス
プリントGI制覇を目指します。
さらには前走
セントウルSで2着を保持した3歳牡馬
ピクシーナイト。同舞台で3走前に行われた
春雷Sを好タイムで勝ちきっている
ジャンダルム。一昨年の
スプリンターズSで2着になっている
モズスーパーフレアなど、短距離王者を選ぶにふさわしいメンバーが揃ったといえるでしょう。
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『調子偏差値』は出走馬の調子を偏差値化。ランキング順でもソート表示できる予想ツールです。要するに「激走する可能性ある人気薄&危険な人気馬」が一目でチェック可能。さらに特に調子が上がっている馬は「急上昇」としてピックアップ。それが人気薄だった場合には絶好の狙い馬となるというわけです。
それでは10月1日(金)に出た『
スプリンターズS』の調子偏差値速報をお届けしましょう!
まず1番人気が予想される
レシステンシアは偏差値75で1位タイとなりました。この馬は以前
マイルCSで8着に負けたとき以外はすべて75を保持している馬。今回も状態に関しては問題なさそうです。
続いて2番人気予想の
ダノンスマッシュも偏差値75。こちらはこれまで偏差値で75は出すことのないタイプ。昨年の
スプリンターズSでは70での2着。今年の
高松宮記念では68での1着でした。過去最高値ともいえるだけに、こちらも期待感は高まります。
一方、3番人気が予想される
ピクシーナイトは今回偏差値66とやや低めに。前走
セントウルS時には74あって2着しているだけに、ちょっと心配はありそうです。
なお今回は「急上昇」にピックアップされた馬はなし。ただ気になるのは偏差値75となったもう1頭の存在。ちょっと今回は人気が無さそうなまさに穴馬的存在の1頭かも…。気になる方は是非チェックしてみてください。
なお日曜日・中京11R『
ポートアイランドS』の調子偏差値は「無料」でご覧いただけます!
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