21日、
高知競馬場で行われた第21回全日本新人王争覇戦(ダート1400m)は、
山本聡哉騎手(岩手・
佐藤浩一厩舎)騎乗の1番人気ワイワイ(牝5、高知・
田中譲二厩舎)がスタートから先手を奪うと、竹田吉秀騎手(愛知)騎乗の6番人気
タマノジョケツに3/4馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分36秒1(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には塚田祥雄騎手(
JRA・美浦)騎乗の9番人気
クロシオタイガーが入った。なお、
鮫島良太騎手(
JRA・栗東)騎乗の3番人気
タルマエジローは11着に敗れている。
山本聡哉(やまもと としや)騎手は88年1月30日生まれの19歳で、兄は
山本政聡騎手(21、岩手・大和静治厩舎)。05年4月16日にデビューし、同年5月14日に初勝利を挙げている。このレース終了時点での通算成績は570戦29勝。なお岩手所属騎手の新人王争覇戦優勝は95年の
村上忍騎手に続く2人目となった。