10日(日)に東京競馬場で行われる
毎日王冠に出走を予定している
シュネルマイスター(牡3歳、美浦・
手塚貴久厩舎)について
手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。
「前走の
安田記念の後は福島の牧場でしっかり休ませて、特に春のダメージというものもなかったのでゆっくりと立ち上げて、調整も順調にきています。夏を越して全体的に大きくなり、体重自体は変わらないのですが背が伸びてスラっとしてきました。春はスイッチが入ってしまうと難しいところがありましたが、今は張り詰めたところがなく、いい感じの精神状態になってきました。
今朝の追い切りは
マイネルファンロンとの併せ馬でした。先行した
マイネルファンロンを追いかけてとても良い動きに見えました。息づかいや時計面でも全て先週より良くなっています。休み明けでもレースに向けてしっかりと追い切りの本数をこなしているので、開幕週で時計が速くなると思いますが十分戦えるだけの下地は出来たと思っています。
安田記念は、
NHKマイルカップを勝ち、勢いに任せてチャレンジという形でした。今回は
安田記念の勝ち馬も出て来ますが、夏を越して成長し、今度はもっと際どい勝負が出来るのではないかと思っています」
(取材:小林雅巳)
ラジオNIKKEI