10月24日に阪神競馬場で行われる
菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)に出走予定の
タイトルホルダー(牡3、美浦・
栗田徹厩舎)。
タイトルホルダーは父
ドゥラメンテ、
母メーヴェ、母の
父Motivatorという血統。通算成績は7戦2勝。
昨年10月の2歳新馬戦で初出走初勝利。
東スポ杯2歳Sでは2着に好走し、年明け初戦となった
弥生賞で重賞初制覇。同舞台の
皐月賞では、2着に好走し世代
トップレベルの力を発揮。
その勢いのままに
日本ダービーへ出走したが、持ち味を生かせず6着。前走の
セントライト記念では、直線で進路を阻まれ13着と、近走は勝ち星から遠ざかっている。
父
ドゥラメンテは、2015年に
皐月賞と
日本ダービーの2冠を達成。4歳時の
宝塚記念2着を最後に故障のため引退し、2017年から社台スタリオン
ステーションで種牡馬入り。
しかし今年8月31日、急性大腸炎のため死亡。種牡馬生活5年目。大きな期待を集めていた矢先、早すぎる訃報となった。
初年度産駒の1頭として活躍する同馬は、父が悔しくも勝利する事ができなかった、クラシック最後の1冠を奪取する事ができるか。