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【門別競馬情報】重賞2連勝なるか、ビッグレッドファーム生産・所有馬コスモポポラリタ! 距離クリアで3連勝めざすローズティアラや、カーロデスティーノの巻き返しにも注目「第9回ブロッサムカップH2」/地方競馬情報

  • 2021年10月21日(木) 11時30分
 21日のメイン(最終)12Rは、2歳牝馬の中距離重賞「第9回ブロッサムカップ/H2、1700m外回り。JBC協会協賛ディスクリートキャット賞」。昨年まではシーズン最終週を彩る一戦として行われてきましたが、今年は施行時期を2週ほど前倒し。

 昨年からシーズン最終週に「JBC2歳優駿JpnIII」が行われることとなり、「道営記念H1」「道営スプリントH1」と合わせ開催3日間で4つの重賞という配置になったことで一つ前「第14回開催」での施行となりましたが、出走各馬とすれば門別のシーズン終了後に各地で増えてくる地方全国交流重賞へのチャレンジや、南関東ほか各地への移籍後の再始動も少し早められる可能性が高まるでしょうから、全国のファンの皆さんに、より注目していただきたい要素が増えたと言えそうです。

 4年前の優勝馬クロスウィンドは翌年3歳で三冠競走最終戦の「王冠賞」を制し、その秋には移籍した船橋の所属馬として川崎「ロジータ記念SI」を制覇。また3年前の3着馬アブソルートクインは現在も牝馬の交流重賞等で活躍中、一昨年の勝ち馬ネーロルチェンテは今季4歳でブリーダーズゴールドカップJpnIIIで地方馬最先着を果たすなど着実な成長を見せています。今年の出走馬にも将来を嘱望できる逸材が交じっていそうですので、ぜひ御注目いただければと思います。

 最も注目を集めそうなのは、前走フローラルカップH3で重賞初制覇を決めたコスモポポラリタでしょう。ビッグレッドファーム生産・所有のロージズインメイ産駒で、すでに3勝の実績は今回最内枠から初タイトルを狙うローズティアラと並んで最多。

 ただ、そのローズティアラは前走までに1200m以下での出走経験しかないことに加え、重賞も今回が初挑戦ということですでに重賞を含めてオープン2勝のコスモポポラリタが1番人気に支持される可能性が高そうです。

 他では、2走前に強豪牡馬リコーヴィクター(9月のサッポロクラシックカップH2を2歳レコードタイムで制覇)の2着に押し上げたカーロデスティーノや、いまや大注目の新種牡馬シルバーステートを父に持つヤマイチリリーJRA上級認定競走でも大きくは崩れていないフレーシアティーズハクアらが伏兵候補として注目されることになりそうです。

 JRA・地方交流のエーデルワイス賞JpnIIIも先週14日に行われ、2歳牝馬の重賞では今季ラストの一戦となる「第9回ブロッサムカップH2」は20時40分のゲートインです。お見逃しなく!

(文:ひだか応援隊)

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