23日に東京競馬場で行われる
富士S(3歳上・GII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが11番。3回で9番が続き、2回が2番、3番、4番、5番、8番、13番、14番、16番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-1-15/16 複勝率6.3% 複勝回収率15%
2枠 1-0-1-16/18 複勝率11.1% 複勝回収率26%
3枠 1-0-2-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率97%
4枠 2-3-0-13/18 複勝率27.8% 複勝回収率92%
5枠 2-2-0-15/19 複勝率21.1% 複勝回収率53%
6枠 0-2-2-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率86%
7枠 1-1-4-17/23 複勝率26.1% 複勝回収率107%
8枠 3-2-0-19/24 複勝率20.8% 複勝回収率55%
【6人気以下】
1枠 0-0-0-14/14 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 0-0-0-13/13 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 0-0-1-13/14 複勝率7.1% 複勝回収率90%
4枠 0-2-0-8/10 複勝率20.0% 複勝回収率110%
5枠 0-0-0-12/12 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 0-0-1-11/12 複勝率8.3% 複勝回収率87%
7枠 0-1-2-12/15 複勝率20.0% 複勝回収率122%
8枠 0-0-0-16/16 複勝率0.0% 複勝回収率0%
昨年は5枠5番の
ヴァンドギャルドが直線で突き抜けて快勝。8枠11番から好位を進んだ
ラウダシオンが2着し、7枠9番のケイアイノーテックが3着と外目の枠での決着となった。過去10年、1枠の馬券絡みが19年に1枠2番から2着した
レッドオルガのみなのに対し、8枠は3勝2着2回と好成績を残している。
ただし、6番人気以下に絞ると1枠も8枠も馬券絡みはゼロ。そもそも堅く収まる傾向が強い一戦だが、人気薄を狙うなら中枠から選ぶのが良さそうだ。