26日、
船橋競馬場で行われたクイーンズオーディション(
クイーン賞トライアル)(3歳上・ダ1600m・1着賞金600万円)は、道中馬群の後方でレースを進めた
矢野貴之騎手騎乗の1番人気
セパヌイール(牝6、大井・
森下淳平厩舎)が、3〜4コーナーで先団に取りつくと直線豪快に伸びて、2番手追走から4コーナーで先頭に立って粘り込みを図った4番人気
ハピネスマインド(牝3、船橋・
矢内博厩舎)を1.1/2馬身差差し切って優勝した。勝ちタイムは1分40秒8(不良)。
さらに1.1/2馬身差の3着には6番人気
モードフランス(牝5、船橋・
山下貴之厩舎)が入った。2番人気に推されていた
ミスティネイル(牝5、船橋・
山中尊徳厩舎)は8着、3番人気に推されていた
アートムーブメント(牝4、船橋・
山下貴之厩舎)は6着に終わった。
セパヌイールは
父サウスヴィグラス、母フェレット、
その父サンデーサイレンスという血統。
JRA3勝で大井に転入し、前走鮮やかな末脚で転入後初勝利を挙げていた。初コースとなったここも持ち前の末脚を発揮して快勝。通算成績はこれで26戦5勝。
なお、1、2着馬には、12月1日に
船橋競馬場で行われる第67回
クイーン賞(Jpn III)の優先出走権が付与された。
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)