スマートフォン版へ

【天皇賞・秋 血統データ分析】直近3年はキングカメハメハ系種牡馬の産駒が勝利

  • 2021年10月28日(木) 14時00分
 31日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる9回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のキングカメハメハが続き、2回がロードカナロア、キングズベスト、ステイゴールドフジキセキとなっている。

 キングカメハメハ産駒は[2-0-1-18]。15年ラブリーデイ、18年レイデオロと2頭の勝ち馬を出しているが、現行コースかつ別馬で2勝以上を挙げている種牡馬はサンデーサイレンスキングカメハメハに限られる。なお、今年の該当馬であるユーキャンスマイルも一昨年に上がり3F最速となる末脚を駆使して4着となっていた。

 ロードカナロア産駒は[2-0-0-1]。目下2連覇中と勢いのある種牡馬ではあるが、その2勝はどちらもアーモンドアイによるもので、19年には2人気に推されたサートゥルナーリアが6着に敗れている。総じてKingmambo系種牡馬の活躍ぶりが目立つだけに、今後の動向にも注目したい。今年はカイザーミノルが出走を予定している。

 ディープインパクト産駒は[1-7-1-37]。好走例こそ最多となるものの、勝利した馬が14年スピルバーグに限られる点は少々気になる傾向で、同馬においては重賞初制覇が天皇賞・秋でもあった。一方、不良の17年を除けば、毎年2着を確保している実績も光る。今年はカデナカレンブーケドールグランアレグリアコントレイルポタジェワールドプレミアと6頭が該当。

 初出走となるエピファネイア産駒はエフフォーリアが上位人気と目される(同種牡馬の当該コース成績は[5-3-2-24]複勝率29.4%)。エピファネイア自身は14年6着と結果を残せなかったが、Roberto系と大まかな種牡馬系統で見れば08年ウオッカ、16年モーリスほか、データ集計期間外にはエピファネイア父シンボリクリスエスも別場所ながら2連覇を達成している。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す