31日に東京競馬場で行われる
天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが7番、8番、9番。3回で4番、6番、12番が続き、2回が2番、14番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-2-0-14/17 複勝率17.6% 複勝回収率27%
2枠 1-1-0-16/18 複勝率11.1% 複勝回収率22%
3枠 0-0-3-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率33%
4枠 4-1-2-12/19 複勝率36.8% 複勝回収率101%
5枠 1-3-0-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率39%
6枠 2-1-1-15/19 複勝率21.1% 複勝回収率87%
7枠 1-2-2-20/25 複勝率20.0% 複勝回収率59%
8枠 0-0-2-24/26 複勝率7.7% 複勝回収率20%
【6人気以下】
1枠 0-0-0-10/10 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 0-0-0-12/12 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 0-0-1-13/14 複勝率7.1% 複勝回収率19%
4枠 0-0-2-10/12 複勝率16.7% 複勝回収率79%
5枠 0-0-0-9/9 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 1-0-0-12/13 複勝率7.7% 複勝回収率65%
7枠 0-2-1-16/19 複勝率15.8% 複勝回収率65%
8枠 0-0-2-21/23 複勝率8.7% 複勝回収率23%
東京芝2000mはコース形態から外枠不利として知られており、8枠は直近10年で連対ゼロ。昨年は7枠から
アーモンドアイが優勝しているが、同馬は言わずと知れた歴史的名馬であり、12頭立ての9番枠でもあった。基本的に外枠は割引と考えてよいだろう。
一方、距離ロスの少ない内枠有利かと言えば、けっしてそんなことはなく、1〜3枠はいずれも複勝回収率30%前後と低調。1〜3枠で6番人気以下だった馬は[0-0-1-35]で、馬券に絡んだのは19年の
アエロリット(6番人気3着)のみという有様だ。内枠ということで穴人気を集めた馬もことごとく沈んでいる点に注意したい。