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【スワンS予想】内回りコース使用、マイルCSとは切り離して考えたい一戦

  • 2021年10月30日(土) 06時35分
 優勝馬にはマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられるレースで、同レースの前哨戦という位置づけだが、今年は京都競馬場改修工事のために阪神競馬場の内回りコースを使用して行われる。本番は外回りコースが使用されることから切り離して考えたい1戦だ。過去10年間で1〜3番人気馬は8勝2着5回3着3回。比較的堅調に収まるケースが多いが、舞台が変わる今回はどうだろう

 ◎ダノンファンタジーは2018年の最優秀2歳牝馬。脚の使いどころが難しい馬でスプリント戦でも前に行けるスピードの持ち主だが、そのスピードを末脚に転化させたいタイプだ。芝1400mがあっている印象で、昨年暮れの阪神カップに勝っているほか、2歳時にはファンタジーSを楽勝している。内枠を引いた阪急杯は痛恨の出遅れで包まれるような競馬。加えて逃げたレシステンシアがレコードで逃げ切るようなレースとなったのは痛かった。それでもあきらめずに前を追っていた。得意の阪神コースで見直したい1戦だ。

 〇ステルヴィオは、2018年のマイルチャンピオンシップ優勝馬。その1戦を最後に勝利から遠ざかっているが、昨年は京王杯スプリングC2着で、スワンS2着。芝1400mの重賞で2着2回。前走の京成杯オータムHは前半3ハロン34.6秒、半マイル通過45.6秒というハイペースで流れるなか、58kgを背負っていつになくポジションを取りに行って2着争いを演じたが7か月振りの実戦ということで最後は力尽きた。できればもう少し内枠が欲しかったが、200mの距離短縮と、1kg減の斤量は魅力だ。

 ▲ホウオウアマゾンアーリントンCの優勝馬。NHKマイルCは積極的なレースから最後の直線で見せ場を作ったが、アーリントンCから中2週でマイナス10kgの馬体重に加えて、前半3ハロンが33.7秒、半マイル通過が45.3秒というラップ以上に終始プレッシャーをかけ続けられる展開となって最後は力尽きた。やや先物買い的な気持ちは否定できないがレースぶりには注目したい。

 △ルークズネストファルコンSの優勝馬。この時は逃げてグレナディアガーズを振り切ったが、逃げなくても競馬ができる。NHKマイルCは道中でスムーズさを欠くような場面もあり、どこかリズムに乗り切れないようなレースでもあった。前走は好スタートから先行争いを避けるように1度ポジションを下げ、最後は交わす勢いにも見えたが、年長馬の渋太さに屈した。叩かれた強みを生かしたい。

 NHKマイルC3着△ギルデッドミラー、この距離でレコード勝ちを記録している△クリノガウディーにも注目だ。

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