アルゼンチン共和国杯に出走馬を送り込む14人の調教師のうち、2016年以降の東京芝2400m・芝2500mにおける3着内数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。
アルゼンチン共和国杯で、馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
堀宣行調教師。集計期間内に東京芝2400m・芝2500mで、出走調教師中最多の16勝を挙げている。ただ、複勝回収率は64%にとどまっており、馬券妙味は今ひとつ。「外せない」「押さえた方がいい」という位置付けだ。
今年は
サトノソルタスが出走予定。2勝馬ながら、全2勝が東京でのもので、
共同通信杯2着の実績もあるコース巧者だ。他にも
金鯱賞2着、
新潟大賞典3着と左回りを得意としており、条件が好転するここはチャンス。
2位は
田島俊明調教師。集計期間内に東京芝2400m・芝2500mで[3-1-1-6]という好成績を残している。こちらは単勝回収率435%、複勝回収率151%と馬券妙味十分だ。
今年は
コトブキテティスが出走予定。実は上記の3勝は全ての同馬によるものだ。
エリザベス女王杯と両睨みのようだが、出走してくるようなら穴候補として押さえたい。
第1位に輝いたのは
国枝栄調教師。集計期間内に東京芝2400m・芝2500mで12勝し、複勝率45.2%を記録。複勝回収率も167%に達している。スピード、スタミナを問われる東京芝2400m・芝2500mをこなすトレーニングがなされているということだろう。
今年は
アンティシペイト、
オウケンムーン、
ボスジラが出走予定。
アンティシペイトは、後方から一捲りした前走が強い内容だった。
オウケンムーンは直近2戦に復調ムードが窺えるし、
ボスジラは長距離での安定感は抜群。3頭とも舞台適性は高い。