11月14日(日)に阪神競馬場、芝2200mで行われる
エリザベス女王杯。前走
オールカマー7着のローテーションからここへ出走予定の
ランブリングアレー(栗東・
友道康夫厩舎)が、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
CWに2コーナーから入場して単走というのはいつものパターン。6F標識ではまだキャンターを始めたばかりだったので、そのラップは遅いが5F標識を過ぎるとスピードに乗って、いつもの走り。決して行きたがっているわけではないが、しっかりとスピードに乗った走りで最後の直線へと向いていく。
安定したフォームでゴールまで直伸。力みがない走りでいながら、速い時計をマークする走り。その数字は6F82.4〜5F65.7〜4F50.8〜3F37.1〜1F12.1秒。前走時の1週前と比較すると、時計自体は遅くなっているが、レース間隔の違いを考えると全く問題ない。むしろ、ゆったりと走ることができていた点で前走以上の余裕を感じるし、中身という意味でも前走以上ではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)