スマートフォン版へ

【みやこS】クリンチャー 7歳ますます元気 自己新、砂で一線級の存在感

デイリースポーツ
  • 2021年11月04日(木) 07時00分
 「みやこS・G3」(7日、阪神)

 大一番へ向けての大事な前哨戦。20年の覇者クリンチャーは3日、栗東坂路で自己ベストをマークし、状態の良さをアピールした。レパードS圧勝から挑むメイショウムラクモも美浦Wで好ムードを漂わせていた。

 老いてますます盛んなり-。20年の覇者クリンチャーは栗東坂路に登場。朝日に照らされながら力強いフットワークで、外ラチ沿いをグングンと駆け上がる。勢いそのままにフィニッシュし、4F51秒9-38秒2-13秒1をマークした。見守った宮本師は「先週の段階で仕上がっているので、きょうは馬任せの仕上げ。十分。衰えも感じないし、いい状態で臨める」と納得の表情を浮かべた。

 「クリンチャーが坂路で51秒台なんてないからね」と指揮官が舌を巻いた通り、時計は自己ベストを更新するもの。7歳にしてまだまだ進化し続けている様子だ。「デビュー当時は15-15で一杯の馬だったんだけどね。それが攻められるようになった。丈夫だね。馬自身はまだ若く感じるし、間隔をあけつつ22年も23年も走ってくれれば」と、孝行息子の順調な成長過程に目を細めた。

 17年菊花賞2着や18年京都記念Vなど芝戦線で活躍していたが、18年阪神大賞典3着後に鞍上の武豊から進言があったこともあり、20年仁川S(2着)からダート路線に目先を変えてきた。その後は砂の重賞で3勝を挙げるなど、一線級として存在感を見せつけている。

 当初はJBCクラシックを目指して両にらみで調整を続けてきたが、補欠1番手で無念の除外に。ここで憂さを晴らし、その先にある大舞台へ弾みをつける。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す