ス
プリント重賞5勝を挙げるなど短距離戦線で活躍していた
シーイズトウショウ(牝7、栗東・鶴留明雄厩舎)が、29日付で競走馬登録を抹消することを発表した。今後は生まれ故郷の北海道新ひだか町(旧静内町)の
トウショウ牧場で繁殖生活に入る。初年度は
ロックオブジブラルタル(
その父デインヒル)を種付けする予定。
シーイズトウショウは、
父サクラバクシンオー、
母ジェーントウショウ(
その父トウショウフリート)という血統。伯母に
シスタートウショウ(91年
桜花賞-GI)、伯父に
トウショウオリオン(98年
北九州記念-GIII)、従弟に
スリーアベニュー(07年ガーネットS-GIII)がいる。
02年8月にデビューしてから短距離を主戦とし、03年
CBC賞(当時はGII)、04、05年
函館スプリントS(GIII)連覇、06年
CBC賞(GIII)、06年
セントウルS(GII)を制するなど、重賞5勝全てをス
プリント戦で挙げている。その他にも、03年
桜花賞(GI)2着、05年
テレビ愛知オープン(中京・OP)では1分06秒7のコースレコード勝ち、昨年創設されたサ
マースプリントシリーズでは初代王者に輝くなどの数多くの実績を残している。通算成績38戦7勝(うち海外1戦0勝、重賞5勝)。