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デイリー杯2歳S・G2」(13日、阪神)
主役は無傷2連勝中の
セリフォス。中京の新馬戦では
父ダイワメジャー譲りのスピードを見せつけ、2番手から抜け出して快勝。2戦目の新潟2歳Sは一転して中団からの競馬。直線最内から上がり3F32秒8の決め手で突き抜けた。やや間隔はあいたが、1週前には栗東CWの併せ馬で4馬身先着と態勢は万全。3連勝で2つ目のタイトルをつかみ取るか。
アスター賞で逃走Vを決めた
プルパレイ。マイペースの逃げに持ち込み、最速タイの上がりで後続を完封した。レース後は短期放牧を挟んで、ここを目標に調整。須貝師は「背が伸びて、目方も10キロほど増えてパワーアップしている」と成長を感じ取る。自慢の先行力を武器に、暮れの大一番の主役へ名乗りを挙げたい。
新潟マイルの新馬戦を、後続に3馬身半差をつけて楽勝した
ソネットフレーズにも要注目。曽祖
母エアグルーヴ、祖
母アドマイヤグルーヴという名牝の血を受け継ぐ良血馬。いきなりの重賞挑戦でも楽しみの方が大きい。
重賞で好戦を続ける
スタニングローズや、サイバーエージェント社長・藤田晋氏が所有する
デュガも面白い存在になりそうだ。
提供:デイリースポーツ