今年からGIIに昇格した出世レース。
キタサンブラック産駒
イクイノックスら素質馬が集まった。制してGIへ歩を進めるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/20(土) 東京スポーツ杯2歳S(2歳・GII・東京芝1800m)
イクイノックス(牡2、美浦・
木村哲也厩舎)は今年の
ラジオNIKKEI賞を勝った
ヴァイスメテオールの半弟にあたる
キタサンブラック産駒で、8月に新潟芝1800mの新馬戦を6馬身差で圧勝して素質の片りんを見せた。試金石となるここも勝利し、連勝でGIへ向かえるか注目したい。鞍上は
C.ルメール騎手。
レッドベルアーム(牡2、栗東・
藤原英昭厩舎)は6月に阪神芝1800mでデビュー勝ちした
ハーツクライ産駒。今回は約5か月ぶりとなるが、調教の動きが抜群で仕上がりは良さそう。
レッドベルジュール、
レッドベルオーブに続いて兄弟3代連続の重賞勝利なるか。鞍上は
福永祐一騎手。
アルナシーム(牡2、栗東・
橋口慎介厩舎)は
アルアインや
シャフリヤールの甥にあたる
モーリス産駒。函館芝1800mの新馬戦でデビューし、余裕の手応えのまま直線で他を突き放して完勝を飾った。ここに向けた調整でも抜群の動きを見せており、デビュー2連勝の期待は十分。鞍上は
武豊騎手。
その他、未勝利を完勝した良血
ダンテスヴュー(牡2、栗東・
友道康夫厩舎)、アイビーS(L)で2着だった
グランシエロ(牡2、美浦・
武井亮厩舎)、重賞3勝馬
カデナの半弟
テンダンス(牡2、栗東・
中竹和也厩舎)、
札幌2歳Sで3着だった
トーセンヴァンノ(牡2、美浦・小桧山悟厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時30分。