秋華賞は1.9倍の単勝1番人気に支持されるも10着に終わった
ソダシ(栗東・
須貝尚介厩舎)。前走後は短期放牧へ出されており、11月5日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩。そして先週、
チャンピオンズC(12月5日・中京ダート1800m)で初めてのダートに参戦することが発表された。
今朝17日はそのレースに向けた2週前追い切り。実戦がダートになるということもあってか、栗東では初めてのダート馬場での追い切り(札幌ダートでの追い切り経験は有)。いつも通り、
吉田隼人騎手が跨って、
アディラートを追走する形だった。
向正面をゆっくりと進め、3コーナーへ入る時もさほど加速せず、4コーナーを抜けてくる時もゆったり。そして、最後の直線に向いて、しっかり加速すると、内から前に並びかえて、楽な手応えでラスト1F標識を過ぎ、ゴール前は気を抜かない程度にステッキが入っていた。
時計は半マイルからの計測で4F52.7〜3F38.3〜1F11.7秒。数字はさほど速くないが、力強い走りはさすがといったところ。この動きを見ても、前走のダメージはあまり感じない。ダート自体に対する適性は十分に思えるが、あとは強豪集うGIの流れでうまくレースができるかどうかだろう。
(取材・文:井内利彰)