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【マイルCS予想】3歳世代の“スピード名人“は、タフな馬場状態でもしっかりこなせそう

  • 2021年11月21日(日) 11時32分
 昨年に引き続き、阪神競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ。阪神競馬場の芝1600mコースは桜花賞、そして牡、牝の2歳王者決定戦が行われるコースであり、舞台設定に不足はないが、昨年の第5回阪神開催は7月以来だったのに対して、今年は10月9日からの連続開催で芝コースの状態が気になるところだ。

 ◎シュネルマイスターNHKマイルC、そして毎日王冠の優勝馬。武器とする強靭な末脚は1戦毎に磨かれている印象で、安田記念ではダノンキングリーグランアレグリアに次ぐ3着で4着インディチャンプとの間に割って入り、毎日王冠では56キロを背負って33.0秒の末脚を発揮。そのダノンキングリーに雪辱を果たした。2000mの弥生賞タイトルホルダーに2着しているくらいだから、タフな馬場状態にもしっかりと対応してくれそうで、スプリンターズS天皇賞・秋に続く3歳世代の台頭に期待したい。

 〇グランアレグリアの実績には頭が下がる思いだ。休み明けの桜花賞を楽勝し、安田記念アーモンドアイを撃破。スプリンターズSでは完璧なレースをしたダノンスマッシュを直線だけで捕え、そして今年は大阪杯天皇賞・秋で距離の融通性も証明している。大阪杯は馬場状態に恵まれなかったのは残念だったが、それでもしっかりと見る者の記憶に焼き付けるような1戦だった。連覇を狙う王者らしい競馬を期待したい。

 ▲サリオスは一昨年の朝日杯フューチュリティS優勝馬で、皐月賞、ダービーともにコントレイルの2着だった。毎日王冠を楽勝して挑んだ昨年の本レースではメンバー最速となる33.1秒の末脚で追い込んだが5着。前半の半マイル通過が46.9秒で、後半の半マイルが45.1秒というスローペースに泣かされた格好になってしまった。大阪杯は道悪に泣かされ、安田記念は道中で不利もあった。まだ見限れない。

 阪神芝1600mの2歳コースレコード保持者△グレナディアガーズは昨年の朝日杯フューチュリティS優勝馬。NHKマイルC3着でもあり、世代を代表するトップマイラーの1頭だ。また、マイルチャンピオンシップはリピーターの多いレースとしても知られており一昨年の優勝馬で、昨年2着の△インディチャンプと、2度目のマイル戦となる△ダノンザキッドも押さえておきたい。

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