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【ジャパンC展望】好メンバーでも波乱含み、あの馬の復活を期待したい

  • 2021年11月24日(水) 06時00分
 1番人気が濃厚なコントレイルは強い走りを続けているとはいえ、負けなしで挑んだ昨年とは違い1年以上勝ち星から遠ざかっている状態。また、今年のクラシック覇者シャフリヤールユーバーレーベンも前走は人気を下回る着順に終わっている。好メンバーの構成にはなったが、どの馬も昨年の上位人気ほど勢いがあるわけではないため、波乱の余地はあると見る。

1.距離実績はあるか

 過去10年の勝ち馬の内、延べ9頭はそれ以前に2400m以上のGIで連対した実績があった。2着も6頭がそれに該当。スピードだけでなく底力も大いに試される条件であり、距離実績がない馬がいきなり台頭してくるケースは少ない。

2.明け2戦目の馬に注目

 過去10年、中9週以上の休み明け初戦だった馬は複勝率0%。成績が良いのは休み明け2戦目の馬で、[8-5-7-45]の連対率20.0%、複勝率30.8%。休み明け3戦目の馬も悪くはないが、[2-4-3-41]で連対率12.0%、複勝率18.0%。休み明け2戦目とは差がある。

3.近年は内前有利

 昨年は逃げ馬から離れた馬群の内を追走したアーモンドアイが勝利。一昨年は直線でラチ沿いを突いたスワーヴリチャードが勝利し、道中好位のインを追走したカレンブーケドールが2着だった。他にも、18年は中団より前で立ち回り4角でラチ沿いを通った馬のワンツースリー、17年は好位のインで脚を溜めていたシュヴァルグランの差し切り勝ち、16年はキタサンブラックの逃げ切り勝ちだった。近年は内前を通った馬の台頭が多い。

 ワグネリアンは前走の富士Sで6着だが、休み明けで初のマイルだったことを踏まえれば走り自体は悪くなかった。今回の東京2400mは18年の日本ダービー戴冠に加えて、19年のジャパンCで3着もある舞台。6歳とは言えキャリアはまだ16戦で見限るには早く、大幅に人気を落とすようならば狙いは立つ。

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