11月27日(土)に阪神競馬場で行われるラジオNIKKEI杯
京都2歳ステークス(GIII)に出走予定の
トゥデイイズザデイ(牡2、栗東・
池江泰寿厩舎)について、追い切り後の
池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。
「(新馬戦は)スタートも決まったので、どの馬も行かず、
武豊騎手も逃げることを選択したみたいですが、レースセンスの高い馬で、終始折り合いもついていて、抜け出してからもしっかり走っていましたね。(
武豊騎手も)『走るね』と言ってくれました。
前走後は大山ヒルズでリフレッシュ放牧をして、トレセンに戻ってきて、毎週のように追い切りを消化しています。(1週前は)動きも素晴らしかったですね。抜け出す時の加速力は他の馬と違う、光るものがありましたね。今日は2頭併せで、
武豊ジョッキーが騎乗して、実質5ハロンからの追い切りでした。折り合いもついていましたし、抜け出してからもソラを使わずしっかり伸びてきました。時計を見てさらに驚いて、ラストはかなり速い時計で、無理したわけではなく自然に出る、という感じですね。
この2か月半で特に大きく成長してきたところは感じませんが、メンタル、肉体を含めて、2か月半分の成長はしてるかな、と思いますが、体重は増えていませんね。
お兄さんは中距離を使っていて、折り合いがつきにくくなって、次走は距離を短縮しようと思っていて、どちらかというとマイラータイプなんですが、弟であるこの馬は2000メートル以上のクラシックディスタンスが合いそうですね。今週のレースでしっかり結果を出して、今年もう1走する可能性もありますが、来年に繋げたいと思います。
右回りが特にぎこちないというイメージもなく、右回りも良いと思いますし、距離も大丈夫でしょうし、雨でも降って極端な道悪にならない限りは大丈夫かなと思います。どちらかにモタれたりササったりしていないので、大丈夫だと思います。
デビュー前からいろんな方に注目されている馬で、新馬を無事に勝ててホッとしています。来年のクラシックに乗せるためには、このレースで結果を出さないといけないと思っています。週末までしっかり仕事をして、最高の結果を出したいと思っています」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI