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【天馬賞予想】古馬一線級相手に好走のカイセドクター

  • 2022年01月02日(日) 18時00分
 4歳シーズン(明け5歳)三冠目の最終戦。一冠目の柏林賞、二冠目の銀河賞が格付別定だったのに対して、ばんえい格付BG1の三冠目は定量戦。それゆえここは素直に格付け上位馬からの狙いとなる。

 オープン格付が、カイセドクター、キョウエイリュウヤマトタイコーゴールドハンターの4頭。なかでもカイセドクターは、世代選抜の重賞ドリームエイジカップで5着に好走し、その後のオープン戦では前日の帯広記念に出走する馬たちと戦って2戦連続2着と好走するなど、ここに来ての充実ぶりが目立つ。重賞タイトルは昨年のはまなす賞のみだが、3歳三冠では2、2、3着と好走しており、同世代同士の重賞でもトップを争ってきた実績もある。

 重賞実績なら、2歳二冠、3歳二冠を制したキョウエイリュウ。4歳のここまでの二冠は、柏林賞6着、銀河賞7着という結果だが、それは別定重量を課されてのもの。同世代同士の定量戦なら勝負強さを見せてくれそう。

 4歳一冠目の柏林賞を制したのがゴールドハンター。二冠目の銀河賞は4着だが、別定重量もあってカイセドクター、キョウエイリュウには先着した。障害を越えてからキャンターのように走る切れが強烈で、馬場状態や展開次第でチャンスはありそう。

 その銀河賞を制したのがヤマトタイコー。ばんえいダービーではキョウエイリュウに僅差2着という好走もあった。オープンでは苦戦しているが、同世代同士の対戦なら能力は上位。

 格下ではあるものの、コマサンダイヤは、イレネー記念、ばんえい大賞典と重賞2勝。銀河賞では、勝ったヤマトタイコーより10kg重い重量で僅差2着という好走もあり、能力的に差はない。ギンジは重賞初挑戦だが、ここに来ての5走で4勝という上昇度に期待したい。

(文・斎藤修)

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