27日、東京競馬場で行われたキャピタルS(3歳上・L・芝1600m)は、中団で脚を溜めていった横山武史騎手騎乗の2番人気プリンスリターン(牡4、栗東・加用正厩舎)が、直線で外に追い出されると前を一気に差し切り、2着の6番人気トライン(牡6、栗東・上村洋行厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒0(良)。

　さらにハナ差の3着に8番人気アオイクレアトール(牡4、美浦・古賀慎明厩舎)が入った。なお、1番人気エアファンディタ(牡4、栗東・池添学厩舎)は5着、3番人気タイムトゥヘヴン(牡3、美浦・戸田博文厩舎)は8着に終わった。

　勝ったプリンスリターンは、父ストロングリターン、母プリンセスプライド、その父マンハッタンカフェという血統。小倉日経オープン、ポートアイランドSに続くオープン3連勝を飾った。通算成績はこれで16戦5勝。