4日に阪神競馬場で行われる
チャレンジカップ(3歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去4年で最多となる3回の馬券絡みが
ディープインパクト。2回で
キングカメハメハ、
ステイゴールドが続く。
ディープインパクト産駒は[1-1-1-3]。20年1着
レイパパレ、19年3着
ブレステイキング、17年2着
デニムアンドルビー、出走機会のあった年は少なからず1頭が馬券に絡む活躍を見せており、昨年の勝ち馬
レイパパレは翌年に同コースで施行された
大阪杯を制する躍進を遂げている。今年は
アルジャンナ、
カツジの2頭が出走予定。
キングカメハメハ産駒は[1-1-0-1]。内訳は20年2着
ブラヴァス、18年1着
エアウィンザー、18年6着
レイエンダとなり、
ディープインパクト産駒と同様に現行条件では底を見せていない。なお、
ブラヴァスと
エアウィンザーはともに4歳時の好走でもあった。今年は
ヒートオンビートが該当する。
ハーツクライ産駒は[1-0-0-3]。3着以内への好走例は17年1着
サトノクロニクルに限られるが、19年には10人気の
ゴーフォザサミットが勝ち馬から0秒2差の5着と善戦。なお、
ハーツクライの直仔
ジャスタウェイも種牡馬として初めて重賞制覇(19年
ロードマイウェイ)を果たしている。今年は
ゴーフォザサミット、
スカーフェイスの2頭が出走予定。
初出走となる
モーリス産駒は
ジェラルディーナが上位人気と目される。当該コースでは[3-1-3-13]勝率15.0%・複勝率35.0%という種牡馬成績を残しており、好走率では
ディープインパクトや
キングカメハメハに匹敵するため、重賞の舞台でも期待が持てそうだ。