4日に中山競馬場で行われるステイヤーズS(3歳上・GII・芝3600m)について枠順・馬番別に検証していく。

　過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが3番、11番。3回で2番、7番、8番、12番、13番が続き、2回が4番、9番となっている。

　参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠　1-0-1-9/11　複勝率18.2％　複勝回収率36％
2枠　0-2-2-11/15　複勝率26.7％　複勝回収率56％
3枠　1-0-1-14/16　複勝率12.5％　複勝回収率16％
4枠　1-1-2-15/19　複勝率21.1％　複勝回収率109％
5枠　2-1-1-15/19　複勝率21.1％　複勝回収率47％
6枠　1-1-1-16/19　複勝率15.8％　複勝回収率43％
7枠　1-4-2-13/20　複勝率35.0％　複勝回収率113％
8枠　3-1-0-16/20　複勝率20.0％　複勝回収率58％

1〜4枠　3-3-6-49/61　複勝率19.7％　複勝回収率59％
5〜8枠　7-7-4-60/78　複勝率23.1％　複勝回収率66％

　複数回数、馬券絡みを果たしている馬番が9つ。枠順による極端な有利不利はほとんどみられない。内外でざっくり分けると、僅かに外が優勢か。Aコース使用で内回りを2周するが、内をロスなく回るメリットはそれほどなさそう。枠順関係なく、最後までスタミナを残した馬が馬券に絡むということだろう。