「
有馬記念・G1」(26日、中山)
菊花賞馬の
タイトルホルダーは15日、新コンビの横山和を背に美浦Wで3頭併せを行い、道中は最後方で折り合いに専念。馬なりのまま直線で最内に潜り込むと、
ウォルフズハウル(5歳2勝クラス)に1馬身先着、
タイラーテソーロ(2歳1勝クラス)と併入し、6F85秒1-38秒0-12秒2のタイムで駆け抜けた。
栗田師は「和生に感触を確かめてもらうために乗ってもらった。やれば動く馬だし、その確認もしてもらった。ジョッキーは“かなり楽しみです”って言ってくれたよ。順調だね」と満足そうにした。
鞍上も「口向きの難しさは感じたけど、きょうの感じなら大丈夫。動きの良さはさすがだなと感じさせてくれました」と好感触を伝えた。弟・武史から受けたバトンをしっかりと自分のモノに。次週の最終追い切りで完璧に仕上げるつもりだ。
提供:デイリースポーツ