19日、中山競馬場で行われた
ディセンバーS(3歳上・L・芝1800m)は、先手を取った
田中勝春騎手騎乗の6番人気
ローザノワール(牝5、栗東・
西園正都厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、ラチ沿いを突いた12番人気
ヴァンランディ(牡5、美浦・
藤沢和雄厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒7(良)。
さらにクビ差の3着に15番人気
ソッサスブレイ(セ7、美浦・
粕谷昌央厩舎)が入った。なお、2番人気
ラインベック(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)は4着、1番人気
アドマイヤハダル(牡3、栗東・
大久保龍志厩舎)は5着、3番人気
ゴルトベルク(牝4、美浦・
手塚貴久厩舎)は9着に終わり、3連単338万7730円の大波乱となった。
勝った
ローザノワールは、
父マンハッタンカフェ、
母ダノンスズラン、
その父Awesome Againという血統。これが昨年9月以来の白星。条件戦はダートで勝ち上がってきた馬であり、芝では初勝利となった。通算成績は28戦5勝。
鞍上の
田中勝春騎手は今年5月以来7か月ぶりの勝ち星で、区切りの
JRA通算1800勝まで残り2とした。